2008年(平成20年)時計協会トピックス

1 : 2007年、日本の時計産業の動向(確定値)発表(3月4日)

当協会は2007年のウオッチ、クロックの輸出及び国内出荷実績(協会統計)を発表した。日本の完成品の総出荷(海外拠点からの出荷を含む)は、前年比で、ウオッチでは数量は微減、金額は増加し、また、クロックでは数量は減少し、金額でも微減となった。
バーゼル・フェアーBASELWORLD(スイス、4月3日~10日)で、広報活動として、ウオッチ、クロックの輸出、国内出荷及び世界生産推計を盛り込んだ英文小冊子を配布した。
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2 : 第10回時計工業会バーゼル国際会議参加(4月4日)

バーゼル・フェアー BASELWORLD(スイス、4月3日~10日)会期中に、第10回時計工業会バーゼル国際会議が開催された。世界の主要時計工業会(日本、中国、香港、韓国、インド、スイス、イギリス、イタリア、フランス、スペイン、ロシア、ウクライナ、米国)の代表者が出席し、各国の時計生産/輸出入統計及び時計産業の現状に関する情報交換、ISO/TC114の活動報告に加え、CITESの輸出入規制、北米における鉛規制問題等について意見交換した。

3 : 第26回通常総会、及び日本時計協会創立60周年記念パーティ開催(5月26日)

5月26日開催の当協会の通常総会で、平成19年度の事業報告案、収支決算案が承認された。又、平成20年度の事業計画案及び収支予算案も承認された。更に、セイコークロック(株)の当会会員代表者が前田邦男氏(社長)から中村吉伸氏(社長)に交替したことに伴い、中村吉伸氏が後任の新役員(理事)として承認された。 通常総会終了後、日本時計協会創立60周年の記念パーティが開かれた。

4 : 協会役員選任(7月16日)

7月16日開催の当協会の臨時総会で、セイコーエプソン(株)の当会会員代表者が花岡清二氏(社長)から碓井稔氏(社長)に、また、リコーエレメックス(株)の当会会員代表者が橋本誠氏(社長)から沢光司氏(社長)に交替したことに伴い、後任の新役員(理事)として、碓井稔氏と沢光司氏が承認された。又、時計協会専務理事の内田二郎氏の退任に伴い、後任の理事として勢〆浩氏が承認された。
臨時総会後に開かれた理事会において、勢〆氏が時計協会の専務理事に選任された。

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5 : 第17回アジア時計商工業促進検討会に参加 (10月17-19日)

アジアの主要国時計商工業会(日本、韓国、中国、香港、台湾、シンガポール、フィリピン、マレーシア)の参加による、2年毎の定期会議が中国重慶市で開催され、229名(内、日本は20名)が参加した。「環境保護;マーケティング手法での発展の方向性」をテーマにして、2日間に亘る総会と分科会で、意見、情報交換が行われた。次回会議は2010年に台湾で開催することが決定された。

6 : 2008年、日本の時計産業の動向(見込値)の発表(12月17日)

当会は、協会統計による2008年のウオッチ、クロック完成品の輸出、国内出荷の動向(見込値)を発表した。ウオッチの数量は、国内出荷の微増の他は、輸出(海外からの出荷を含む)、総出荷(輸出と国内出荷の合計)ともに前年比で減少の見込である。クロックの数量は、輸出、国内出荷ともに前年比で減少の見込である。