Q1 日本でいちばん最初につくられた時計はな〜んだ?

水時計をつくらせたのはワシっじゃ!中大兄皇子のちの天智天皇ホロロジはかせのちえぶくろ

日本でいちばん最初につくられた公式の時計は、水で動く「水時計」だったんだ。
今から約1300年前、天智天皇(てんじてんのう)がつくらせたんだよ。
さんさんじー天智天皇になる前、中大兄皇子(なかのおおえのおうじ)と呼ばれていた頃に
すでに時計をつくらせたという記録もあるんだ。

当時は、日本が国としてまとまったばかりのころで、
日本よりも進んでいた中国の唐(とう)という国から、
新しい技じゅつなどを取り入れていた。

水時計もその一つなんだ。
当時はまだ機械で動く時計がなく、水時計が世界で最も進んだ時計だったんだよ。

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2. 何のために時間ってあるの?

時間という基準がなければ、友だちと約束するときに何時に集まればいいか困ってしまいます。バスや電車に乗りたくてもいつ来るのか、あとどれくらいで来るのかもわかりません。バス、電車、テレビ、学校、会社などは決まった時間で動いているため、私たちが行動するうえで時間は重要な役割をしています。また、何時何分など決まった時間を指すときは「時刻」ともいいます。

アウルくん:5時に約束ね!サンサンジー:オッケー

出典:学研 まんがでよくわかるシリーズ61「時計のひみつ」